λに歯がない 森博嗣

 3月の終わりに読了。
 今まで読んできたGシリーズの中では、一番面白くなかったかもしれない。
 自殺とは? 殺人とは? 無駄な感情を一切排した時に、これら行為にはいったい何の意味があるのか。
 森博嗣がこのシリーズを完結させたとき、どんな解答が得られるのかが、非常に楽しみである。ただ、もうちょっと肉をつけても良いかもしれない。今作は色んなものを削ぎ落とし過ぎだと思う。

 15冊目。

λに歯がない λ HAS NO TEETH (講談社文庫)

λに歯がない λ HAS NO TEETH (講談社文庫)