2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

B'z LIVE-GYM 2010 “Ain't No Magic”at TOKYO DOME B'z

映像作品としては、人生初のBlue-ray。こりゃもうDVDには戻れんなぁ。過去のライブDVDも、Blue-rayとして再発売して欲しい、と思ったくらいに綺麗だった。 中身に関しては言うことなしの出来。いつも通り素晴らしいB’zのライブだった。ヒット曲である「イチ…

Three Days Grace

B’zのBlue-ray買わなきゃならんなのに、我慢しきれずに購入。しめて7000円ほど。 やっぱ2ndが群を抜いて良い。全米でミリオン売っただけは、本当にある。来日してくれないかな。多分来ないだろうなぁ……。スリー・デイズ・グレイスアーティスト: スリー・デイ…

菜々子さんの戯曲 Nの悲劇と縛られた僕 高木敦史

Yahooのトップニュースにもあった、ネット上で全文無料掲載しているライトノベルを読んでみた。今まで「戯言シリーズ」と「冥王星Oシリーズ」しかラノベを読んだことが無かったことと、電子書籍が初体験だったので、少し新鮮な気持ちで読書に臨めた。 結論を…

臨機応答・変問自在 森博嗣

森博嗣が10年ほど前に発売した新書。 講義中における大学生の質問とそれに対する森の回答を本にしたもの。それなりに面白い。そして、それ以上に耳が痛い内容でもある。 この本を読めば、思考を放棄することがいかに愚かであるということを思い知らされるだ…

DEAR FREEDOM ACIDMAN

フラゲしたので簡単な感想を。 「DEAR FREEDOM」はどっしりとしたロックチューンといえばいいのだろうか。メロディは全然違うんだけど、「CARVE WITH THE SENSE」をミドルテンポにしたようなイメージを感じた。 「彩-SAI-(前編)fragment of terra mix」は…

NECK 舞城王太郎

今月2作目となる舞城王太郎の新作。内容は、新作小説が1つに、絵コンテ付きの脚本が2つ、映画の原案が1つとなっている。 正直な感想なんだけど、映画の原作が一番面白くない。舞台版は結構ホラーな内容だったので、コレを映画化すりゃ良かったのに。もったい…

マジックディスク ASIAN KUNG-FU GENERATION

冷静に書ける日が来るかなと思っていたが、結局やってこなかった。とまあそんな訳で、客観的な視点では全然ないんだけど、個人的に「ファンクラブ」以来の傑作だと感じている。オープニングナンバーである「新世紀のラブソング」で心を躍らされ、表題曲の「…

ラットマン 道尾秀介

道尾秀介の文庫最新刊。 ほとんど文庫しか読まないので、この評価もどうかと思うが、道尾の中では一番面白かった。個人的に気に入っている「シャドウ」や「向日葵の咲かない夏」よりも読後感が段違いに良いので、正直オススメである(というか、この2作を比…

砂漠 伊坂幸太郎

――砂漠に雪を降らせることだって、余裕でできるんですよ。 あいかわらず伊坂幸太郎はオサレだ。意味があるようでほとんどない言葉を書かせたらピカイチかもしれない。 作中にて売れる小説の条件を「ユーモアと軽快さと、知的さだ。洒落ているいるだけで、中…

獣の樹 舞城王太郎

「NEO舞城王太郎BEGINS!」というキャッチフレーズであるが、なんのことはない。いつもの舞城だった。単にリリースラッシュだけだったようだ。 前々作の「ディスコ探偵水曜日」が、舞城にとって1つ壁になっていることは間違いない。どうにもインパクトの面で…

コインロッカー・ベイビーズ 村上龍

初、村上龍。 正直、小説自身の持つパワーに圧倒された。凄く面白かったが、それでも村上龍の別作品を読んでみたいとは思わなかった。ここまで読むことに疲れたのは、ドグラ・マグラ以来かもしれない。 余談だが、僕のフェイバリットは舞城王太郎である。本…

ANOMALY the HIATUS

1st EPの「Insomnia」の時点で何かやってくれるという期待感はあったが、それを裏切らないアルバムを仕上げてくるとまでは思っていなかった。単なるRadioheadの模倣にならなかったというだけでも、評価できると思う。 個人的には前作よりも素晴らしいアルバ…