音楽

THE ONE UVERworld

通算7枚目となるUVERworldのフルアルバム。 個人的にはRADWIMPSに連なる現代の中二バンドだと思っている。ただRADほど売れていないのは、UVERの作る音楽がいささかマッチョな傾向にあるからだろうか。前作の「LIFE 6 SENSE」はシリアスでコンパクトなアルバ…

(an imitation) blood orange Mr.Children

Mr.Children、2年ぶりの17枚目のフルアルバム。 前作の「SENSE」で「ロックンロールは生きている」と高らかに歌ったが、残念なことに今作でミスチルのロックは死にかけの状態となってしまった。バンドが奏でる音より、ピアノとストリングスの音が軸となって…

Transit of Venus Three Days Grace

Three Days Graceの約3年ぶりとなるニューアルバム。 メロディこそが正義を貫き続けるロックバンド。洋楽の中で、僕が一番愛して止まないバンドである。リリースがきっちり3年周期なので、一時的に同系統のバンドである「RED」に浮気してしまったが、本当に…

ランドマーク ASIAN KUNG-FU GENERATION

アジカン、2年ぶりとなる7thアルバム。 個人的な感触としては、「サーフ ブンガク カマクラ」+「マジックディスク」といった印象だろうか。適度に荒々しく、適度にポップなアルバム。前作がブラスやストリングスを多用したアルバムだったので、やや地味に感…

B'z - EP B'z

California Splash!! もはや意味不明な歌詞だが、「Splash」は本当に最高だ。原曲もダンサンブルなサウンドに乗せて歌詞を畳み掛けるように歌う曲だったが、英語に変えたことにより、さらにシャープさを増したように感じる。いや〜超カッコいいわ。 あと「…

Living Things Linkin Park

Linkin Park、通算5作目で2年ぶりのニューアルバムが発売した。 前作の時も書いたような気がするんだけど、もういい加減に「Hybrid Theory」や「Meteora」の幻影の押し付けから彼らを解放してやって欲しい、と僕は思う。デビュー12年目だよ? 20代前半に作っ…

踵で愛を打ち鳴らせ ASIAN KUNG-FU GENERATION

アジカン、2012年一発目のニューシングル。 前作の「マーチングバンド」は、個人的にしっくりこない出来だったので、今作はあまり期待感を抱かずに聴いてみたのだけれど、これがなかなかどうして素晴らしい。 軽快で開放感に満ち溢れたメロディ。サビの「オ…

GO FOR IT, BABY -キオクの山脈- B'z

10ヶ月ぶりとなるB’zのニューシングル。 「コンタクトレンズに変えてみた」や「ヘイ、ヘイ、イッツァワンダフルデー」から早13年。ついに我らがボス、TAK MATSUMOTOの歌う日がやって来た。しかも2nd beatや3rd beatではなく、表題曲でTAKのボーカルを聞くこ…

ACIDMAN THE BEST BOX ACIDMAN

結成15年&デビュー10周年の記念BOXが発売。発表後に即予約したんだけど、僕のシリアルナンバは850でした。 内容は単なるベスト版なんで割愛。ACIDMANというバンドはアルバムのトータルバランスが非常に優れているので、聴いた人はこのベスト版だけでなく是…

BUTTERFLY L'Arc〜en〜Ciel

ラルク、4年3ヶ月ぶりのニューアルバム。前作「KISS」からこんなに経っていたのか……。あらためて時の流れは残酷すぎるぜ。 しかし、この人たちは本当にブレないね。楽曲の出来が常にハイアベレージなので、どのアルバムを聴いても感動する。タイアップありき…

Waltz for Feebee talk

某まとめブログで貼られていた動画を見て、思わず衝動買い。3つの新曲が追加されているとあり、タイミング的にもちょうど良かった。 普段メジャーな音楽しか聴かない所為か、彼らのジャンルを見てもよくわからない。ポストロック? シューゲイザー? ロック…

BEST HIT AKG ASIAN KUNG-FU GENERATION

高校生の頃に深夜のローカル放送で「遥か彼方」のPVを見てから、もう9年経った。素人から見ても音痴で単純な演奏だったんだけど、あの時の衝撃は忘れられない。名前も知らない(しかも見た目が冴えない上に、更にPVでは汚い)バンドだったのに目が離せなかっ…

さよなら傷だらけの日々よ B'z

昨日のミュージックステーションSPだけど、久しぶりの出演だったので、本当に嬉しかった。しかも「Brotherhood」は、アレンジがCDとは全然異なっていたので、生演奏だったのかもしれない。 元気が出るソング特集だっけ? そんなテーマを吹き飛ばしてしまうく…

松本孝弘、グラミー賞受賞

祝、最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞! 会社でYahooニュースを見た時、思わず鳥肌が立った。他人事だけど、もの凄く嬉しい。 誹謗中傷も多いTAK(というかB’z)だけど、これに関しては文句なしだろう。次はB’zの活動で世の中をあっと言わせ…

SENSE Mr.Children

発売日に購入済み。「IT'S A WONDERFUL WORLD」以来の購入なので、約8年ぶりになる。 聴いてみての感想だが、もうロックバンドじゃねえな、と思わざるを得ない。「HOME」「SUPERMARKET FANTASY」に続いて、近作も小林武史が大活躍をしている(←皮肉)。「IT'…

COSMONAUT BUMP OF CHICKEN

3年ぶりのニューアルバム。 前作の「orbital period」は待ち遠しさが凄まじかったが、近作はいつの間にか発売日がやってきたという感じ。緩やかに歳をとっているんだな、と変なところで実感してしまった。 さて内容だが、「深化」という言葉がぴったりじゃな…

ALMA ACIDMAN

ACIDMANのニューアルバム「ALMA」発売。 前作の「A beautiful greed」を軽くねじ伏せてしまうような、そんな勢いを感じた。全11曲で40分少々しかないが、1曲1曲のパワーが凄まじい。休符の役割を持つ曲が無い為、非常に聴き応えのあるアルバムだった。完全に…

Bring the Light Beady Eye

ついにBeady Eye始動。初の楽曲は「Bring the Light」という、アップテンポなロックンロールチューン。 Oasisからの落差がある所為なのか、どうにも評判は良くないのかな? ただ、ノエルが抜けたらどうなるかを端的に示してくれた一曲になったと思う。今まで…

ALMA ACIDMAN

ACIDMANのニューシングル。ニューアルバムのタイトルでもあるらしい。 「I stand free」に神秘的な雰囲気を混ぜ込んだ、普遍的な曲だと思う。名作ではないが、佳作ではある。僕らは手を伸ばす、という部分のメロディが個人的にはたまらなく気持ち良い。 CDで…

ANOMALY TOUR 2010 the HIATUS

the HIATUSのライブに初参戦。ただ、ACIDMAN目当てで行ったことは内緒だ。 ACIDMANのセットリストは下記の通り。 A beautiful greed ±0 Carve with the sense 波、白く Free star HUM ALMA Under the rain ある証明 イマイチ客層がハイエイタスのと噛み合わ…

A Thausand Suns Linkin Park

Linkin Park、3年ぶりの新作。 先行シングル「The Catalyst」の時点で賛否両論が巻き起こったが、アルバム本編もそれに違わず、異色の出来となっている。インタールードだらけだし、加えてミドルテンポの楽曲ばかりである。しかし、やはり一番のポイントは「…

Hadou 稲葉浩志

稲葉浩志、6年ぶりのニューアルバム「Hadou」。例によってフラゲしました。 いや〜、6年か。シングル「Okay」の時も思ったんだけど、そんなに久しぶりって気がしないんだよね。たぶんB’zの合間にソロを埋めているせいだろうけど。ホント、このお二人の創作意…

B'z LIVE-GYM 2010 “Ain't No Magic”at TOKYO DOME B'z

映像作品としては、人生初のBlue-ray。こりゃもうDVDには戻れんなぁ。過去のライブDVDも、Blue-rayとして再発売して欲しい、と思ったくらいに綺麗だった。 中身に関しては言うことなしの出来。いつも通り素晴らしいB’zのライブだった。ヒット曲である「イチ…

Three Days Grace

B’zのBlue-ray買わなきゃならんなのに、我慢しきれずに購入。しめて7000円ほど。 やっぱ2ndが群を抜いて良い。全米でミリオン売っただけは、本当にある。来日してくれないかな。多分来ないだろうなぁ……。スリー・デイズ・グレイスアーティスト: スリー・デイ…

DEAR FREEDOM ACIDMAN

フラゲしたので簡単な感想を。 「DEAR FREEDOM」はどっしりとしたロックチューンといえばいいのだろうか。メロディは全然違うんだけど、「CARVE WITH THE SENSE」をミドルテンポにしたようなイメージを感じた。 「彩-SAI-(前編)fragment of terra mix」は…

マジックディスク ASIAN KUNG-FU GENERATION

冷静に書ける日が来るかなと思っていたが、結局やってこなかった。とまあそんな訳で、客観的な視点では全然ないんだけど、個人的に「ファンクラブ」以来の傑作だと感じている。オープニングナンバーである「新世紀のラブソング」で心を躍らされ、表題曲の「…

ANOMALY the HIATUS

1st EPの「Insomnia」の時点で何かやってくれるという期待感はあったが、それを裏切らないアルバムを仕上げてくるとまでは思っていなかった。単なるRadioheadの模倣にならなかったというだけでも、評価できると思う。 個人的には前作よりも素晴らしいアルバ…

Okay 稲葉浩志

「Wonderland」以来、約6年ぶりのシングル。 B’zとは違って、ホントやりたいときにやってんだろうな。だからソロは面白い。 表題曲のOkayはU2。2ndのSalvationは海援隊。なぜかそんな風に思った。歌詞の卑屈さもソロならではなので、本当に久しぶりって感じ…

TIME FLIES… 1994-2009 Oasis

事実上、Oasisのラストアルバム。シングルコレクション+ライブアルバム+PV集+コメンタリーと、至れり尽くせりの内容である。それだけに「最後」を意識させられ、すごく物悲しい。 ファーストシングルが「Supersonic」で、ラストシングルが「Falling Down…

BEAT CRUSADERS「散開」

これはショック。大学1回生の時に「HIT IN THE USA」を聞いてハマったというベタなファンだけど、残念という気持ちは変わらない。 始まりあれば終わりあり。だからこそバンドって良いのかもしれない。好きな音楽が1つ1つと消えていくのは、ホント悲しいけど。…