2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

宇宙兄弟(10) 小山宙太

現在、乗りに乗っている漫画の1つだろう。万人受けする漫画の中で、これだけの面白さを保っているのは凄まじい。 前巻のブライアンのエピソードもそうだけど、立ち読みしたのに、ムッタと新田の会話で感動してしまった。 間違いなく、傑作。宇宙兄弟(10) (モ…

ヴィンランド・サガ(9) 幸村誠

本格的に「奴隷篇」へと突入した、ヴァイキング漫画の最新刊。ロト紋と違い、こちらはカタルシスのためのスローペースだろうと推測できるので、面白く読むことができた。 トルフィンがアシェラッドを吹っ切れていないのが泣ける。ヴィンランド・サガ(9) (ア…

ロトの紋章〜紋章を継ぐ者達へ〜(10) 藤原カムイ

記念すべき10巻目――なんだけど、イマイチ盛り上がらないロト紋の続編。今購入しているマンガの中では、コナンに次いで面白くない。正直、前作のキャラクター目当てで購入している感は否めない。 たぶんこんな調子でダラダラと続くんだろう。はやく武術会篇終…

Okay 稲葉浩志

「Wonderland」以来、約6年ぶりのシングル。 B’zとは違って、ホントやりたいときにやってんだろうな。だからソロは面白い。 表題曲のOkayはU2。2ndのSalvationは海援隊。なぜかそんな風に思った。歌詞の卑屈さもソロならではなので、本当に久しぶりって感じ…

魔界探偵 冥王星O ペインのP 越前魔太郎

雑誌を抜けば第4弾の冥王星Oシリーズ。 講談社ノベルス以外は外伝と見てもいいのかな。特に今作はそれが顕著だったと思う。 さて内容だが、一言で表すとするなら「好みじゃない」といっておこう。久しぶりに受け付けない小説を読んだ。ストーリー構成自体は…

小説家という職業 森博嗣

森博嗣流、小説のノウハウ本である。 制作秘話みたいなものを期待して買ってみたが、少し肩透かしを食らってしまった。これなら「自由をつくる 自在に生きる」の方が断然面白い。でも、森博嗣が好きなら買ってみても後悔はしないだろう。やはり氏のスタンス…

好き好き大好き超愛してる。 舞城王太郎

もう何回読んだだろう。実家にノベルス版を置いてきたので、文庫版を購入し、あっという間に読んでしまった。 個人的に舞城作品の中でベストであり、究極の恋愛小説でもある。「ビッチマグネット」はともかくとして、なんでコイツで芥川賞が受賞できなかった…

冥王星O ホーマーのH 越前魔太郎

冥王星Oシリーズの第3弾。もう真打が出てくるまで買い続けてやろうと思う。ほとんど意地である。 さて、本作は前2作と比較してみて、内容や文章が手堅いような印象を受けた。ただ覆面作家というポジション上、これが良いとはいえないだろう。もっとアクの強…

TIME FLIES… 1994-2009 Oasis

事実上、Oasisのラストアルバム。シングルコレクション+ライブアルバム+PV集+コメンタリーと、至れり尽くせりの内容である。それだけに「最後」を意識させられ、すごく物悲しい。 ファーストシングルが「Supersonic」で、ラストシングルが「Falling Down…

小暮写眞館 宮部みゆき

英雄の書から約一年ぶりとなる宮部みゆきの新刊。現代ものの話は楽園以来となる。「新人、宮部みゆき」というキャッチコピーが発売前に気になっていたが、読み終えてみてこのコピーは正しいと思った。 本作は著者お得意のミステリー要素も含まれているのだけ…

BEAT CRUSADERS「散開」

これはショック。大学1回生の時に「HIT IN THE USA」を聞いてハマったというベタなファンだけど、残念という気持ちは変わらない。 始まりあれば終わりあり。だからこそバンドって良いのかもしれない。好きな音楽が1つ1つと消えていくのは、ホント悲しいけど。…

テイルズオブグレイセス

スーパーマリオギャラクシー2の前にWii本体同梱版として購入していたが、つい最近クリアした。毎回毎回、テイルズシリーズはもうやらないだろうなぁ、と言いつつ買っているので、携帯機以外のテイルズシリーズはこれで全部手を出してしまった。まだまだ大人…