2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ALMA ACIDMAN

ACIDMANのニューシングル。ニューアルバムのタイトルでもあるらしい。 「I stand free」に神秘的な雰囲気を混ぜ込んだ、普遍的な曲だと思う。名作ではないが、佳作ではある。僕らは手を伸ばす、という部分のメロディが個人的にはたまらなく気持ち良い。 CDで…

ANOMALY TOUR 2010 the HIATUS

the HIATUSのライブに初参戦。ただ、ACIDMAN目当てで行ったことは内緒だ。 ACIDMANのセットリストは下記の通り。 A beautiful greed ±0 Carve with the sense 波、白く Free star HUM ALMA Under the rain ある証明 イマイチ客層がハイエイタスのと噛み合わ…

イナイ×イナイ 森博嗣

Xシリーズ第1弾。ノベルスが一向に出版されない代わりに、文庫化は急ピッチで進んでいるような気がする。 さて新シリーズの出来栄えだが、流石にこれは首を傾げざるを得ない。AmazonにおいてGシリーズの評価は不評だが、個人的には講談社シリーズの中で一番…

愚者のエンドロール 米澤穂信

古典部シリーズ第2弾。実は読了したのが一ヶ月前だったりする。 内容をざっくり言えば、未完成なミステリー映画の結末を推理しろ、というもの。何を言ってもネタバレになりそうだが、この作品は作者の地位が確立している今だからこそ出版すべきような気がし…

A Thausand Suns Linkin Park

Linkin Park、3年ぶりの新作。 先行シングル「The Catalyst」の時点で賛否両論が巻き起こったが、アルバム本編もそれに違わず、異色の出来となっている。インタールードだらけだし、加えてミドルテンポの楽曲ばかりである。しかし、やはり一番のポイントは「…

九十九十九 舞城王太郎

最近、舞城しか読んでねぇような……。コイツも8月の終わりに、イキルキスを我慢できずに読んでたモノの1つ。大学1回生のとき以来なので、6年ぶりとなる。 この小説の特徴としては、メタフィクションにメタフィクションをサンドし続けるという悪ふざけを徹底し…

魔界探偵 冥王星O デッドドールのダブルD 舞城王太郎/越前魔太郎

ついに舞城王太郎が降臨。やっぱ、本家は全然違う。お馴染みの【冥王星O】【窓を作る男】【顔のない女】ですら、他の作家の描いたものとは異なっている。【冥王星O】はファンキーかつクレイジーだし、【窓を作る男】は少し軽いし、【顔のない女】にいたって…

魔界探偵 冥王星O トイボックスのT 越前魔太郎

メディアワークス文庫の冥王星Oは「ペインのP」以来。もはや何の期待も無く読んだが、面白くなかったということに関しては期待通りだったかもしれない。……皮肉だ。 しかしペインのPもそうだったんだけど、登場人物に対して無意味なコスプレをさせたがるんだ…

ゾラ・一撃・さようなら 森博嗣

シリーズ外の小説と銘打っているが、実はS&MシリーズやVシリーズの外伝。エンジェル・マヌーヴァにまつわるストーリーである。 これも2週間ほど前に読んだものだが、イキルキスとは違って、大して記憶にも残っていない。ハードボイルドにしてもミステリーに…

イキルキス 舞城王太郎

2週間ほど前に読んだ、舞城王太郎の最新刊。「イキルキス」「鼻クソご飯」「パッキャラ魔道」の3編が収録されている。それぞれの短編は年代に3年ほどのブランクがあるため、作家舞城王太郎のキャリアが詰まっている小説だ、と言っても過言ではない。昔の舞…