魔界探偵 冥王星O ペインのP 越前魔太郎

 雑誌を抜けば第4弾の冥王星Oシリーズ。
 講談社ノベルス以外は外伝と見てもいいのかな。特に今作はそれが顕著だったと思う。
 さて内容だが、一言で表すとするなら「好みじゃない」といっておこう。久しぶりに受け付けない小説を読んだ。ストーリー構成自体は悪くないのに、出てくる登場人物にこれでもかというほど嫌悪感を抱いてしまった。僕自身が思い描いているライトノベルの気持ち悪い部分が形になったようなそんな感じ。たぶん読んだ人には分かると思う(少女にボンテージとか首輪とか付けてどうすんだ)。
 一体作者は誰だろう。二度と読まないように名前を知りたいものである。
 あぁ、舞城までは遠い……。

 25冊目。