SENSE Mr.Children

 発売日に購入済み。「IT'S A WONDERFUL WORLD」以来の購入なので、約8年ぶりになる。
 聴いてみての感想だが、もうロックバンドじゃねえな、と思わざるを得ない。「HOME」「SUPERMARKET FANTASY」に続いて、近作も小林武史が大活躍をしている(←皮肉)。「IT'S A WONDERFUL WORLD」を買った当時も、こんなのロックじゃねえと息巻いていたような気がするが、少なくとも、あの時は確実にロックバンドだった。ただ、近年では一番良い音を出しているので(珍しくベースが気持ち良い)、次こそはと期待している。
 収録曲については特に文句なし。BUMPと比較することになってしまうが、1曲1曲の密度が違い過ぎる。ミスチルを追い抜いていくバンドがいない現状は、このアルバムを聴くだけでも理解できるだろう。90年代、00年代に引き続き、売上の面では10年代もミスチルが王者だろう。ある意味哀しいことだけど、それだけレベルが1段も2段も違う。
 オススメは「I」「I'm talking about Lovin'」「ロックンロールは生きている」「ロザリータ」。特に「ロザリータ」は変な中毒性がある。

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