永遠の0 百田尚樹

 帰省中に暇だったので、書店で購入、そして一気読み。600ページくらいあったけど、なかなか読みやすかった。
 ストーリーとしては、孫が特攻隊員である祖父の歴史を紐解いていく、というもの。戦争ものなので、感動というよりは、物語全体に漂う悲壮感が強い。心を揺さぶられる点では同じだけど、号泣するとかはちょっと違うかな。
 オススメできるかできないかと訊かれれば、できないと答える。内容は面白いんだけれど、小説として面白くはない。これを読むなら、特攻隊だった方の伝記でも読めばいいと、個人的には思う。
 18冊目。

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)